イタリア子連れ旅行記5日目 トスカーナ ドライブ(フィレンツェ〜チヴィタ・ディ・バニョレージョ〜ローマ)
*この旅行記は2017年3月の内容になります。
今日はレンタカーでローマに向かいます。
トスカーナをドライブして、天空の街と言われるチヴィタ・ディ・バニョレージョに立ち寄り、ローマはテルミニ駅を目指します。
フィレンツェでは旧市街ではなく、アルノ川挟んで反対側の住宅街のHertzで借りました。やはり旧市街は道も狭く不安だったので、この選択は間違いでは無かったです。
ローマまでの片道ですが、荷物もそれなりにあるので Mid Sizeを予約していたところ、VOLVO V60が配車されました。せっかくなのでアルファ ロメオやフィアットを期待してたので残念。
結構やつれてますが、アイドリングストップが付いていて、そのおかげでマニュアルでしたが坂道発進は楽チンでした。
勤務先がHertzと法人契約(プライベート利用OK)していて、Hertz #1 Gold会員の書類と鍵だけ渡されるサービスが適用され、特に車のチェックなどありませんでした。
返却時にトラブルになると嫌なので、念のため傷は写真を撮っておきました。
フィレンツェの郊外を抜けて高速に向かいます。最初の目的地はピエンツァ。
映画「トスカーナの休日」で一躍有名になったピエンツァの近郊のオルチャ渓谷の風景を観たくて、立ち寄ることにしました。
アウトストラーダA1線に乗りValdichianaというインターを降りて下道を走ってピエンツァに到着。フィレンツェからはだいたい1時間30分ほどでした。
旧市街はZTLで登録外の一般車は立入規制ゾーンなので、旧市街入り口の駐車場に停めて少し散策することに。
これまで観てきた観光地に比べると、人影もまばら。
しかしこの絶景。
渓谷といっても丘陵地帯ですね。快晴だともっときれいでしょうね。
その後映画のロケで有名になった教会へクルマを走らせます。
教会へ続く道もステキです。
時間の関係もあって、これより先には行きませんでした。
オルチャ渓谷を抜けてもう一度A1に乗ります。
途中でモンテプルチアーノという街を通りました。イタリアワインのラベルで見たことのある街の名前。こんなところで醸造されて日本まで届くんだなぁ。
Fabro(ファブロ)という場所でサービスエリアに寄って腹ごしらえすることに。
切り売りのピザを売っているコーナーがあり、子どもはカルツォーネを食べました。お味は微妙なやつでした。
レストランもあって、カフェテリア形式でおばちゃんに注文するパターン。
Pollo(ポッロ)=鶏肉というのを覚えていたので、鶏肉にします。
不味くはないけど美味くもない、サービスエリアあるあるは世界共通でした。
高速道路の作業員が食事していて、観光地から遠ざかり、なんだか地元民に混ざった感じです。
さてトイレを済ませて、ドライブ継続。
次の目的地は チヴィタ・ディ・バニョレージョ。天空の街と言われている、近年注目のインスタ映えスポットです。
E35 を南下してオルヴィエート(Orvieto)で下り、一般道を走ること30分弱、車窓にちらりと見えた!まさに天空の街!
橋の麓にも駐車場があるようでしたが、道も狭く、とりあえず歩ける距離だったので、街の入り口の公共駐車場に車を停めました。パーキングチケットを買おうとしていたところ、地元のご夫婦が使い終わった駐車券をくれました。「まだ2時間くらい停められるから使って」とのこと。€2くらいの話ですが、なんだか嬉しかった。
橋までは街中を歩いて15分くらい。
人がほとんどいない…シエスタかな?
展望できる場所に着きました。
すばらしー!ドライブした甲斐があった。
橋の入り口で、通行料を支払います。
橋は街に近づくにつれて急勾配に。
中はこじんまりと、15分も歩けば一周できる程度の広さです。
どんどん風化しているそうですが、ずーっと後世まで残って欲しい。そんな感じにさせる街でした。
ワガママ言うと、あまり観光地化して欲しくもないかなぁ。
立地が良くないので、現在はパッケージ旅行でローマとフィレンツェ間をバス移動する際に寄るという程度でしょうか。
当日は日本人観光客には遭遇しませんでした。
なかなか行くのが大変ですが、機会があればまた行きたいな。
さて名残惜しいですが、暗くなる前にローマに着きたいので、チヴィタを後にすることに。
妻子とも寝てしまい写真を撮れなかったのですが、高速を走っていると崖の上に建つ街を発見。
のちに調べたところオルテという街で、こちらは今でも多くの人々が暮らしているようです。
いつかまた来ようと誓ったのでした。
さてさて途中で給油し、夕方の渋滞に合いながらも日暮れ近くにテルミニ駅前のhertzに返却です。ほぼ予定通り。
しかし6階建くらいの立体駐車場で、オフィスが最上階にあるというハードルがあり…スロープがちょー狭く、切り返しながらやっと返すことが出来ました。
このドライブで一番の難関だったかも。
ローマの宿泊先はボスコロ・エクセドラ(現 パラッツォ・ナイアディ)。荷物がなければ歩くところですが、暗くなってきたので近くのラディソンホテルでタクシーを呼んでもらいました。
こちらのホテルはマリオット系列のオートグラフコレクションの一つでレプブリカ広場の目の前と好立地。
アメックストラベル経由で朝食付きの事前払いを予約していました。
スタッフはフレンドリーで好感が持てます。
部屋からこの絶景。先日、ブラタモリのローマ編で取材していましたが、ディオクレティアヌス浴場跡地の教会が眼の前に。
かなり良いお部屋をアサインしてもらえて大満足。
当時はSPGアメックスを所有しておりませんでしたが、必ずしもエリートステータスがあればアップグレードされるというわけでもなさそう。
このホテルでは追加料金払ってでも広場側にした方がいいです。
キングサイズベッド
重厚な大理石のダブルシンクで、アメニティはエトロのものでした。
シャワーとバスタブは別です。
今日は近場で夕飯食べて寝てしまおうということで、レセプションで ラ ガッリーナ ビアンカを勧めてもらい、伺いました。
店内は、地元の人々で結構賑わっていて、仕事帰りの飲み会をしているOLグループがいたり、人気があるようです。
可愛らいいメニュー
ピッツァ美味い。
ここのお兄ちゃんは英語がペラペラで、色々ジョークを言ってきたりフレンドリーでした。
そしてつい口車に乗せられて、ティラミスを追加オーダー。
あまり観光客向けでないお店が良かったので、良い店を教えてもらえました。
そういえば、ずーっとイタリア料理を食べ続けてるけど飽きなかったなぁ。
続く…