イタリア子連れ旅行記4日目 フィレンツェ
*この旅行記は2017年3月の内容になります。
本日は終日フィレンツェを観光します。
ホテルで朝食後にまず向かったのはバッソ要塞。
どこそこ?なぜ?という感じでしょうが、メンズファッションの見本市であるピッティ・ウオモが開催される会場を見たかったんですよね。会場内で撮影されるスナップ写真が雑誌の紙面を賑わすのです。
現在はコンベンションセンターとして改装されていて、ほとんど情報を持ち合わせずにとりあえず行ってみたのですが、あいにく通常は公開しておらず、催事がないと入れなかったようです。
でも会場の外壁だけでも見れて良かったです。
市街地に戻る途中に中央市場を訪れました。
1Fがマーケットで、2Fは開放的なイートインコーナー。〈イータリー〉も入っています。
わたしはチョコレートとマキアートでしばし休憩。
市場はお土産っぽいものを売るお店もありますが、精肉店、鮮魚店など市民の台所になっているお店がたくさん。そもそもスーパーをあまり見かけないですね。
その後はちょっと街歩き。
紙の専門店に寄ったり、セリエA フィオレンティーナのオフィシャルショップでお買い物。
ヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)グッズは日本では手に入らないので、この時もっと色々買っておけば良かったなぁと、後悔してます。
フィオレンティーナのショップを出てちょっと歩くと、目の前にサンタ・マリア・デッレ・フィオーレ大聖堂、通称ドゥオーモと呼ばれる教会が現れます。
こちらは遠目には頭デッカチな感じが…
しかし近づいてみると見事です。
クーポラに登るには事前予約が必要ですが、時間がないので今回パス。でも大聖堂内にはすんなり入れました。しかも無料です。
最後の審判が描かれたクーポラ内側の天井画見事でした。
それから定番のサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局を訪れました。
うっかりすると通りすぎる佇まい。
お土産の定番なので、店員さんも日本人がいらっしゃいます。
確かに日本で買うより安いです。ただお土産としては重さもサイズもかさばるので、避けたいところですが、女性にそんな事言っても通じないですね。
お昼は事前に調べて、ウフィツィ美術館近辺のパニーニのお店、〈Ino(イーノ)〉へ。
注文するとき名前を伝え、出来上がると名前を呼ばれます。日本語で「xxさま〜」って呼ばれ驚きました。
どうやら日本人の店員さんがいらしたようです。
パンはハードタイプ。
こんなシンプルなのにめちゃくちゃうまい。
日本でもファストフードとしてパニーニを楽しめるお店が増えれば良いのになぁと思いました。
食後はヴェッキオ橋に行きました。
橋上に着きましたが、子どもが川をもっと良く見たいとの事で妻が子どもをおぶった時にアクシデント。なんと子どもの重さに耐えられず、妻がよろめき二人して転んでしまいました。
すかさず橋上のお土産もの屋さんのおばちゃんがビニールに氷を入れて差し出してくれました。
優しさに嬉し過ぎて涙が出そうでした。
日本ではもったいぶったようにオモテナシと言われますが、人の優しさって何処の国に行っても感じることありますよね。
さて、本日のお目当てのウフィツィ美術館へ入ります。
事前に日本で時間指定の予約をしてあり、行列横目に待ち時間ゼロで入館。
時間のない弾丸旅行なので、効率よく行動するためにも事前予約は必須です。
館内は歴史ある雰囲気で
教科書でみるボッティチェリが目の前に
ささっと有名どころを見終えて、ミケランジェロ広場まで散歩。
登り坂もあり30分弱歩いたように思います。
この絶景。そして晴れた!
帰り道にはウフィツィ美術館をアルノ川対岸から眺められました。
ヴェッキオ橋のたもとに戻ると、楽しみにしてた〈Madova Glove マドヴァ グローブ〉で手袋のお買い物。
棚には溢れんばかりの手袋が。
マダムに採寸していただき希望の色を伝えると、棚からいくつか出してくれます。
80ユーロほどでカシミアライナー付きのものが買えたので、免税を考えると日本の半額程度で買えるイメージ。
もう一度ヴェッキオ橋を渡って旧市街に入ります。
チョコレートで有名な〈Venchi〉でジェラートを頂きました。程よい甘さです。
Venchiのチョコレートは日本ではイータリーで購入できます。
ちなみにイータリーは日本で1店舗にまで縮小してしまいましたが、東京駅にフラッグシップが出来たので、また盛り返してもらいたいです。
それから近辺のお店をウィンドウショッピング。
すぐにオシャレなメンズセレクトショップ発見。
(ストリートビューより)
Eredi Chiariniというクラシコイタリアのブランドを幅広く扱っているショップでした。
今回の旅行では鞄を購入したくて、予算の関係でこちらでは買い物できなかったですが、いつかまた訪れてみたいです。
さぁ晩御飯。事前に調べて予約しておいたビステッカ(Tボーンステーキ)の〈l‘Tuscani 2〉へ。
ドーンと豪快な肉とジャガイモ。
2名分のワイン含めて全部コミコミ料金です。
子どもと3人でしたが、ジャガイモまでは食べきれなかったです。
お肉は塩胡椒の味付けのみですが、旨味があってジューシーです。また食べに行きたいと思わせるものでした。
いつかビステッカを何店舗か食べ比べてみたいです。
だいぶ夜が更けてきました。
イタリアは飲食店の始まりが遅いので、食事が終わるともう10時近く。
ドゥオーモの前を通ってホテルに戻りました。
ライトアップも美しかった。
明日は早くに起きてドライブで移動なので、早くに床に就きました。