イタリア子連れ旅行記 1日目 ーミラノ
*この旅行記は2017年3月の内容になります。
荷物を預けて出掛けようとしたところ、、、お姉さん「ちょっと待ってね、空いてる部屋探すわ」とのこと。PCをカタカタやってしばらくすると「カウチのある良い部屋が空いてるわよ」ということでチェックインしてもらえました。
当時はSPGアメックスを持っておらず平会員。しかもコーポレートレートでお安く予約していたのにも関わらず神対応。会員暦が20年近いからでしょうか。
この旅行を通して、ケースバイケースで融通してくれるイタリアのラテン気質は気に入りました。
通された部屋は本当に素敵な部屋でした!
カウチの目の前は、ミラノ中央駅!
浴槽とシャワーは別になっています。
なんといっても部屋の目の前がこの眺め。初日からサイコー。
ベッドで体を休めたいところですが現地は土曜の午前、明日にはヴェネチアに移動するので、早速観光へ。
こちらのホテル、なんとマセラティでミラノ中心部へ無料で連れて行ってくれるのです。片道だけですが、なんとも優雅な気分です。
(ホテル公式サイトより)
3台ほどで運用しているみたいで、予約不要です(出来ません)。出払っていても中心部までそんなに距離もないので、少し待てば乗れる感じでした。
マセラティで連れて行かれる先はガレリアのすぐ脇です。
マセラティを降りる時に、ショーファーがドア開けてくれるので、通行人から注目されて恥ずかしいですが…セレブでは無いですよー。
現地時間でお昼ちょっと前お腹空いてきました。
事前に調査していたルイーニでパンチェロッタを頂きました。
ピザ具をピザ生地で包んだようなファストフード。
地元客、観光客が入り乱れて店内は混んでいるので、外でいただきました。
リーズナブルで美味しいので長年流行っているわけです。
その後は街をぶらぶらと。
まずはドゥオーモ。ほんとに壮観です。
あまり期待してなかったので事前に予約していなかったんですよね。でもこれを眼の前にしたら、中に入らねばという思いになり、スマホで翌日朝の予約をしました。
次いで、デパートのリナシェンテやモンテナポレオーネ通り界隈でお買い物。妻はザネラートで鞄をお買い上げ。
私はドルモアでセーターを買いました。
革製品は関税が高いので、海外で買うとかなりお買い得です。
初っ端からだいぶお疲れですが、最後の晩餐を観るのが旅の目的のひとつでもあります。
向かった先は、サンタマリア・デッレ・グラッツェ教会。こちらで最後の晩餐を鑑賞できます。
予約方法は主に以下の通りですが、なかなか大変でした。
1、電話予約
2、ネット予約
3、代理店経由
4、ツアーに参加
まず予約開始日に電話を試しましたが、世界中から電話が殺到して繋がりません。国際電話で保留にされると、電話代が途方もなくなりそうで、30分くらいチャレンジして諦めました。
次にネット予約は時間帯まで希望を合わせるとあまり空きが出ないです。ただし直近(一カ月前くらい)になる変動するので、頻繁にサイトをチェックしてました。
わたしの場合出発の前月末に突如翌月の予約が大量に放出され、無事に予約出来ました。
vivaticketという、チケットpiaみたいな会社がオフィシャルな販売店になっているので狙っている方は事前登録しておくと良いと思います。
ちなみに代理店経由はアメリカの旅行会社が割とリーズナブルな料金で手配できそうでした。googleで「last supper ticket」などで検索してみると、結構空きがあるんですよね。
おそらくこういう業者がチケット押さえちゃっているんでしょうね。
さて予約時間に待合室に入室。
その後、前室を通り抜け、ご対面!
まさに教科書で観た絵そのものですが、壁画なので雰囲気とかだいぶイメージと違い、やはり現地で観てよかった。
ちなみに背後にはこんな壁画があります。
ゆっくりと鑑賞できましたが、夜はサッカー観戦なので、体力温存すべくホテルに戻って一眠り。
試合前のスタジアム雰囲気も楽し見たいところですが、弾丸旅行なのでミラノでのディナー一回きり。ミラノ名物のカツレツを食べたかったので、TripAdvisorで調べてガリバルディの‘Ristorante Prime’を予約していました。
オープンの19時入店ですが先客なし。19時って感覚的に日本も17時くらいようです。
20:30にキックオフなので急いで注文。
きたきた、ミラノ風カツレツ
それに、パスタも
本場のイタリアンはやっぱり最高です。
ただもう一品リゾットを頼んだんですが、いまいちインパクトに欠けるただのサフランリゾットでちょっと残念でした…
ゆっくり食事を楽しみたいものの、キックオフに間に合わない時間になってしまいましたので慌てて会計を済ませて、地下鉄でサン・シーロ スタジアムへ。
あー、もう始まってる
その昔、カズがセリエAデビュー試合でバレージと交錯して鼻骨を折ったカードですね。
スタジアム中に轟く応援で盛り上がります。
試合はACミランが僅差で勝利しました。
アバーテを観たかったのですが、怪我で戦線離脱していました。残念。
開始時間が遅く、地下鉄も混みそうなので、心残りですが後半40分ほどのところで退席しました。
スタジアムを出るとまだまだ帰り客が少なく寂しい雰囲気で、ちょっと駅までの道が怖かったです。
チケットはACミランのオフィシャルウェブサイトから購入しました。購入時に子供含めてパスポート番号が必要で、入場時もパスポートチェックがありました。
今回は試合日程が割と直前に決まり、たまたまスケジュールが合いラッキーでした。
欧州でサッカーが文化に根差していることを肌持って体感でき、良い経験にもなりました。
続く…